修功会 | 日記 | 第２２回東京都武術選手権大会

３月８日（日）に第２２回東京都武術選手権大会がありました。
今年も楊式太極拳での出場でした。
結果から言うと、見事に優勝です。　　　Y先生も激戦区の２４式太極拳で、見事３位入賞。
これで３年連続、楊式太極拳東京都代表になれました。
これも会員皆様の応援はじめ、Y先生の厳しくも心優しき指導のおかげです。
実を言うと、今回優勝出来たのは、ほとんど奇跡かもしれません。　　と言うのは、１週間前まで套路（演武内容）が決まっておらず、練習期間実質５日という呆れたものでした。
年々練習時間が短くはなっていましたが、さすがに自分でも呆れるほどの短さです。
Y先生曰く「バカでしょ！　何やっているんですか！　舐めてますよね！」と罵詈雑言。
Y先生にお願いをして、演武内容をビデオに撮ってもらい、テレビの大画面で写してみると、（何だこれ！　嘘だ！　ありえない！　本当に俺か？）死にたくなるような出来栄え。　　　自業自得と言え、試合当日まで焦りっぱなし！
当日、朝６時に道場で１時間半練習。　　　（いまさら手遅れなんですけど。　往生際が悪い達なもので。）　　　　案の定、時間道理に演武出来ず、ますます焦りの色が濃くなってきました。　　　（やばい！　もう時間がない！）　　まるで学生時代の、試験の一夜ずけ状態。
あのトラウマが呼び起されたようで、脂汗が止まらないよぉぉぉ～！
試合会場に行っても、すぐさま練習開始。　　　試合当日、こんなに練習したのは初めてでした。
それでも、なかなか上手くいかず、最後の手段に。　　　　それは、自分のコンディションに合わせて、途中で演武を変更するという秘策中の秘策？　　　自選競技なので、どこで終わるかはその人次第なのです。　
腹をくくり、すまし顔で演武。　　内心は蛇に睨まれたカエルのように、脂汗たらたら。
開き直ったのが良かったのか、自己ベストを超える特点！　　見事優勝！
試合開始を待つY先生に報告したかったのですが、取りあえずはY先生の応援に参加。
Aさんと例年、Y先生の試合を見守っています。　　　修功会の会員さん達も見守る中、演武開始。
すごく落ち着いていて、風格がある演武でした。　　　　さすがY先生！　　見事、激戦区を勝ち抜き３位入賞！
心からおめでとう！それとほっと一安心！
なぜなら、訳の分からない、いい加減な套路で優勝してしまいましたから、Y先生の順位が悪かったら、絶対八つ当たりされるに決まっていますからー！！