修功会 | 日記 | ３３回全日本武術太極拳大会を終えて。パート２

試合後、魂が抜けたようになりながら、自分の表演を思い出してみました。
試合の得点は上がったものの、バランス動作を全部失敗してしまった歯がゆさは、今までにない口惜しさを経験しました。
本番前の練習場では、完璧に近いバランスを取れていたので、何で？・・という気持ちでいっぱいです。
落胆しながら、応援に来てくれた生徒さん達、S先生にお礼のあいさつをしに観客席へ。
皆さんから「他の選手達も失敗している方が多いですから」と慰めの言葉。
いいところ見せられずにすみません。
桟敷席の一番前でビデオを撮り続けているY先生の所へ行き、自分のふがいない表演を見せてもらいました。
「バランス動作はそこそこでも、他は今までで一番良くできていましたよ。それをちゃんと評価してくれたから、点数も上がったんですよ。」と優しいY先生。
気を取り直し、これから表演する選手たちの動きを勉強することにしました。
男子楊式太極拳の表演がすべて終わり、「昼休みになったので食事に行きましょう」とY先生を誘ったのですが、「連日、大会の手伝いで、身体の調子が今一つ良くないので」とのこと。
引き続き、女子楊式太極拳の表演が始まるのを桟敷席で待っていると、「男子楊式太極拳の入賞者の発表を致します。」と場内アナウンス。
自分には関係ないからと思いつつも耳を澄ませていると、「1位N選手、神奈川県武術太極拳連盟、2位・・・・・6位石塚選手、東京都武術太極拳連盟」
えっ？　うそっ！　今、私の名前呼ばれた？　　　Y先生ガッツポーズ！で私の肩をバシッ！
夢か？　　にわかには信じられないアナウンス！
表彰席に向かう途中、大田区連の皆さんから、「おめでとうございます！良かったですねぇー！」と言われ、やっと現実なんだと実感しました。
初めてのメダル、色は良くなくても本当にうれしく思いました。
来年もさらなる精進をして、少しでも良い色のメダルを取れるように頑張ります。
会員のMさんから昨年頂いて神棚に飾ってある、入賞祈願の達磨に目を入れることが出来ます！
Y先生、S先生、会員の皆さん応援ありがとうございました。